油断からくる介護施設への初出勤時の遅刻

仕事のキャリアが積み重ねられると共に、次第に仕事がうまくこなせるようになる。しかしそこに油断が生じ、思わぬ失敗をしてしまう可能性はある。押えるべきポイントを自覚し、失敗を避けるべきである。介護の業界で長く働いてきた人にとって、初出勤もそれほど緊張するものではない人も中にはいるだろう。仕事のコツも心得ていて、すぐに職場に馴染むことができる人もいる。

しかし、そこに油断が生じ、初心者のような失敗をやりかねない。介護施設への初出勤では、職場への通勤ルートはきちんと下調べしておきたい事柄である。自宅と職場との往復には、通勤路を利用する。まず、どのようなルートを通るのか、把握している必要がある。地図での確認だけに留まらず、実際にルートを下見しておくのが望ましい。地図上では問題のない通勤路でも、何らかの問題が潜んでいる可能性が考えられる。また時間帯によっては、通勤路の交通状況が大きく変化する。特に、通勤通学の時間帯に重ねると、公共の交通機関は混雑する。通勤ラッシュ巻き込まれて、初出勤で遅刻するといった事態は避けたい。

初めて介護施設へと出勤するにあたり、ある程度時間には余裕を持って訪れるのが確実である。もし通勤途中で不測の事態が起こったとしても、始業の時間までには十分間に合う。ベテランの介護スタッフとなると、ついいつものような感覚で出勤しがちである。しかし職場が変われば通勤環境も大きく変化するだけに、慎重な用心が大切である。